続・ウクライナへの軍事侵攻

By: Jernej Furman

アーキ・ヴォイスの
コーディネーターです。
あっという間に3月に入りました。
今日はとても暖かく気持ちのいい日です。
ですが週末、土曜は暖かいそうですが
日曜になると低気圧の発達により、
気温が急降下するとのことなので
皆さま、体調を崩されないよう
くれぐれもご注意ください。

さて先週、ウクライナについて
お話しましたが、この1週間、
激しい戦闘が繰り広げられています。

今日は2回目の停戦交渉終了後、
欧州最大のザポリージャ原発
(ザポロジエ原発)が攻撃を受け
火災が発生しているとの
ニュースが流れてきました。

ウクライナには15基の原発が
あるそうですが、その内の6基が
このザポリージャに集中して
いるようです。

ウクライナ大統領はビデオ声明で

「ウクライナには15の原発があり、
 それらが爆発すると欧州は滅び、
 各国は避難を強いられることになる」

と言っています。

(ちなみにザポリージャ原発は
 欧州最大の規模ですが、世界的には
 第3位。世界最大は柏崎刈羽原発)

さて、ここまで孤軍奮闘してきた
ウクライナですが、これまで他国は
武器供与はしても、軍事介入は
してきませんでした。

しかし今回の原発への攻撃は
欧州全体の危機に直結するため
世界大戦にまで発展しかねない
ところまで来ています。

この1週間、ウクライナの状況を
ニュースで見ながら、ウクライナの
人々の勇気と愛国心に感銘を
受けていました。

ただ食料不足も指摘される中、
どこかで落としどころを
見つけなければならないと
思いますが、今後がまったく
想像できません。

ベトナム戦争のように、
市民をまきこんでゲリラ戦に
まで突き進むのか、それとも
プーチン大統領の条件を
受け入れるのか。はたまた、
他国が軍事介入して世界大戦に
なってしまうのか。

一刻も早くウクライナの被害が
止まることを願っています。