アーキ・ヴォイスの
コーディネーターです。
先週ご案内した通り、
明日からゴールデンウイーク。
ところで、一昨日発表された、
国立社会保障・人口問題研究所の
予測(将来推計人口)が話題に
なっています。
それによると日本の人口は
現在の1億2600万人から…
・2056年に1億人を割り(2割減)
・2070年には8700万人になる(3割減)
そしてその頃、日本の9人に1人は
外国人になっているそうです。
この記事をみて
「そういえば」と思い出し、
過去のブログを
振り返ってみました。
5年前、当時流行っていた
河合雅司『未来の年表』
(講談社現代新書、2017年)を
取り上げていたことを思い出しました。
この本、2017年のベストセラーに
なりましたが、そこでは
今後の日本は以下のように
進行するとのことでした(下記再掲)。
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□ 2019年:IT技術者が不足し始め、
技術大国の地位揺らぐ
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→ IT人材は2019年をピークとして
2030年には約59万人不足する見込み
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□ 2021年:介護離職が大量発生する
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→ 現時点で毎年約10万人が介護のために
職場を去っている。団塊ジュニアが40~
50代になる頃、さらにその数が増加
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□ 2023年:企業の人件費がピークを迎え、
経営を苦しめる
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→ 賃金のピークは50代前半と言われるが、
団塊ジュニアが2021年以降、この年代に
突入するため、企業の年齢構成が偏り、
人件費がピークに達するとのこと
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□ 2030年:百貨店も銀行も老人ホームも
地方から消える
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→ 地方で人口が減少すると、サービスが
維持できなくなり、百貨店、大学、病院、
介護施設など様々な施設が地方から姿を消す
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□ 2040年:自治体の半数が消滅の危機に
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□ 2065年~:外国人が無人の国土を占拠する
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→ 2050年には、現在の居住地域の約20%が
誰も住んでいない土地に転じるとのこと
以上、当時のブログでは
『未来の年表』からインパクトの
ある部分だけ拾いましたが、5年後の現在、
振り返ってみるとどうでしょうか…